閉店直前のToysRusをみてみよう
2週間ほど前、TOYSRUSがBABIESRUSを含む735店舗を閉店すると発表しました。そこで今回は、閉店する前に訪れてみて思ったことを書いていこうと思います。
トイザラスが倒産した一番の理由は変化をしなかったことだと思います。
昔、子供たちにとっておもちゃを購入する場所はおもちゃ屋しかありませんでした。
店舗へ行き、実際にオモチャに触れ、遊び、欲しくなるとの考え方です。少し前はおもちゃ屋だけが子供とおもちゃの出会いの場だったのです。
しかし、現代では欲しいものはだいたいネットで購入できてしまいます。
それはおもちゃも例外ではありません。子供達はネットで情報をいれ、動画をみて欲しかったらネットで注文。少し使ってみて合わなかったら返品してしまうのです。当たり前ですが、わざわざ店舗へ行くことは少なくなります。
トイザラスは子供はおもちゃ屋に集まるという昔の考えから変化しなかったことで、変化して行く競合に置いていかれたのだと思います。昔の成功がアダとなったのです。
私は何事も実際に見て、触れて、決断することも大切だと思いますし、ネットが使えない年齢の子供にとって、おもちゃ屋さんは必要だと思います。じゃあトイザラスはどうすればよかったのでしょうか。。
これは閉店前、店舗に行き撮影した店内の様子です。
みていただいた通り、子供が遊んだ形跡がたくさんみられます。
子供達が遊ぶには少し、スペースが狭いのではないかと感じました。
「トイザらスは子供にとっておもちゃとの出会いの場」この考えを貫き通すのであれば、トイザラスでしかできないものを作ればよかった、ネットではできない体験をできる場にすればよかったのだと思います。
例えば、子供たちがおもちゃを使って楽しく遊べるスペースを設けてみるだけで、子供達は自然とそこへ集まってくるのではないでしょうか。日本にもよくモールにある、キッズスペースです。それのおもちゃが増えたバージョンです!カフェなどもいれ、大人が子供を見守れるような場所にします。こうなってくるとおもちゃ屋だけではなくなってしまいますが、大切なのはめんどくさくても、足を運びたいと思える場所、人が集まる場所を作ることなんじゃないかと思いました。
ちなみにトイザラスは閉店前ということもあり、大行列ができておりました。私も安売りの波にのり、モノポリーを購入してしまいました。
近々、モノポリーや米国のボードゲームについても書いていこうと思います。
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